「仕事が多すぎるよ‼」と嘆かずに、ちょっとスケジュール見直しませんか?(実践編その1)
皆さんこんにちは
少し間が空いてしまいましたが、いよいよスケジュール見直し実践編です。
貴方が自分の時間の主人になる方法です。
ではまず、質問です。
「貴方のスケジュール、他部署や上司からの打ち合わせや会議、お客様のアポ、プライベートの飲み会予定だけ記載されていませんか?」
つまり、言い方は悪いですが、貴方の奪われた時間だけが記載されていませんか?ということです。
それでは、奪われた時間記載長です。
「だって、スケジュールはアポの管理やオーダーの管理でしょ?」
と仰るあなたは、もう一度、私の最初のコラム「仕事がサクサク進む3つのコツ」に戻ってチェックしてください。
あなたが自分の時間の主人公になるには、あなた自身がスケジュールを作らなければなりません。
「当り前じゃないか‼」
そうですね。
それでは、あなたのスケジュールにあなた自身がオーナーの仕事が記載されていますか?
「自分がオーナーの仕事って?」戸惑いますか?
あなたが、会社員であれば、権限移譲あるいはルールで取り決められた自身の担当業務ありますよね?
あるいは、他者からのオーダーであっても、彼あるいは彼女は成果を求めているので、一から十までそこにたどり着く手順を指示しませんよね?
誰が決めるんでしたっけ?
あなたでしょ!!
あなたが、企業のオーナーであっても同じことです。
これが「あなたがオーナーの仕事」で、あなた自身がスケジュールに入れるものです。
では、次の質問です。
「あなたは何か月分のスケジュールを立てればいいと思いますか?」
「えっ‼何か月?そりゃ、定例会議や他部署や上司オーダーの納期。お客様のアポはもっと先まで入っているけど、自分の作業ならせいぜい1か月がいいとこじゃない?」
いやいや、できれば1年の計画を組んでください。
「1年?そんなスケジュール組めないよ‼」
なにも、1年間毎日の作業を細かく作れとは言っていません。
でも、毎年ルーティンの業務ってありますよね。
予算とか、実績見込みとか、事業計画とか、もっとあります。
昨年もやりましたよね?一昨年もやりましたよね?
それぞれ、その業務としていつ、どのようなものが展開され、作業したかだいたい同じタイミングのはずです。
となれば、いまから、仮の日程立てられますよね?
で置いていくと、来月、あるいは、今月展開されそうな作業ごとが予想されることもあります。
そうしたら、来るのを待っていないで上司に、あるいは担当部署にいつ展開されるのか聞く
あなたが主人なんだから当然の権利です。
そこから自分のやるべき作業が取り出せます。
ルーティン作業は、年度、半年、四半期、月次、週次、日次とあります。
1か月のスケジュールで、カバーできるのは、月次、週次、日次までですね。
年度のルーティンは、年1回だけというものもありますが、大概は、月毎にやることがある場合が多いです。
つまり、1年を見なければ「せいぜい1か月」が決まらないのです。
これ、スケジュールの見直しに大事なことですよ‼
展開されてからの対応と展開を読むのでは、自分でスケジュールコントロールできる自由度が全然違います。
しかも、業務の80%近くはルーティン業務といわれています。
80%の仕事を先に読んでおけば、業務の大部分を自分でコントロールできるということです。
あなたのスケジュール表は月初から80%がルーティン業務で埋まっているはずです。
どうですか?そうなっていますか?
まだできていない方は、まずこのルーティン業務のスケジュール化に取り組んでみてください。
フリーに使える時間が少ないことに気づくはずです。
この気づきはスケジュール見直しの大事な第一歩です。
さて、未だこれだけでは、スケジュールの見直し全編とはいきません。
都合の良いように、毎日20%工数分の非ルーティンのオーダーが来るわけではありませんから…。
そちらのスケジュールもあなたが主人にならなければなりません。
次回は、非ルーティンオーダー対応編です
お楽しみに
業績改革メソッドラボ
代表 山﨑智之
*会社の業務改善にはこのHPの「サービス内容」も是非ご覧ください。