「事業を未来に繋げる知的資産経営」報告書が、経済産業省知的資産経営ポータルに掲載されました。

3月13日の「お知らせ」でご案内しました、私の所属する特非)日本経営士協会 知的資産研究会の取組「事業を未来に繋げる知的資産経営」の報告書第一号として、有限会社 渋谷木工所様の報告書が完成し、経済産業省 知的資産経営ポータルに活用事例として掲載されました。

 

私共の取組は、以下の点に重点化した取り組みとなっております。

 

1.3年から5年以内に達成したい会社の姿(業績、業態、従業員の満足、お取引先の満足、その他利害関係者様の満足、足元市場、地域経済、日本経済でのポジション)を「目指す姿」として具体的に描く。

 

2.「目指す姿」に貢献する知的資産を漏れなく、把握することを重視する。

*方策に走りがちですが、先ず自分の使える武器をしっかり把握しないと、方策は絵に描いた餅になります。

*事業承継やM&Aをご検討の方も、先ずは、この資産を把握し、移し替えの時に漏らさないようにしないと移し替えても枯れてしまうことになりかねません。

 

3.「目指す姿」を達成するために、今踏み出す第一歩を決める。

*中期の計画も大事ですが、実行しなければ作る意味がありません。先ずは確実に実行する第一歩を決めそれを実行すること
それが、次の一歩、そして、目指す姿を実現する計画へと繋がります。

 

4.利害関係者様に、解りやすくお伝えすること

*真っ先に理解していただきたい利害関係者の皆様に自社の「目指す姿」その実現のために保有する「知的資産」そして「その使い方」を解りやすく、事実をもってお伝えします。

 

5.社長様、幹部社員の皆様とチームになって作り上げること

*コンサルタントが、簡単なインタビューだけで、「目指す姿」~「方策」まで全て作りあげるということは致しません。
社長様、幹部社員の皆様が主体で私共はサポートに徹します。
そのステップを踏むことで、社長様、幹部社員の皆様の「自身の取組」になり、方策の実効性は格段に上がります。

 

具体的なイメージは報告書の内容をご覧いただくと良く解ります。
ご一読ください。

但し、この取組は、報告書を作ることのみが目的ではなく、各ステップに独自の仕組みを織り込んでおり、「主体的に知的資産経営で未来を拓くこと」が、企業様に取組として根付くことを一番の狙いとしております。

「どのような取組なの?」とご興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。

 

下の画像は報告書の一部です。クリック頂ければ報告書の全てがご覧いただけます。

 

経済産業省 知的資産ポータル → 活用事例 → 有限会社 渋谷木工所

 

事業を未来に繋げる知的資産経営の取組内容