「仕事が多すぎるよ‼」と嘆かずに、ちょっとスケジュール見直しませんか?(実践編その2)
皆さんこんにちは
さて、今回から非ルーティンオーダー対応編でしたね。
ところで、皆さんは、既に1年を通してのルーティン業務を、自分のスケジュールに入力しましたか?
もちろん、1年を通して詳細な業務は決まっていませんから、半年先や1年先の業務は過去データによる仮置きですね。
それで、十分です。
作成された方は、この1年が既に多くのルーティン業務で埋まっていることに愕然としたと思います。
そうなんです‼
貴方が任意で使える時間は少ないのです。
でも、それを知っていることと、知らないことでは今後あなたが、自分の時間の主人になれるかどうかを大きく左右します。
それは、今回の本題となる非ルーティンオーダー対応が発生するからです。
思い出してください、このコラムの書き出しは、私の部下で、仕事が溢れかえってしまった彼の事例からでした。
彼の仕事が溢れかえったのは、複数の非ルーティンのオーダーを引き受けたからでした。
しかも、それが彼の仕事の癖になってしまっていて、常に溢れかえる状態でした。
彼がこのようなルーティン業務のスケジュールを作っていたら、どうだったでしょう?
少なくとも、常にに溢れかえることは避けられたと私は思います。
ルーティンは自分の担当業務ですから、必ず実施しなければなりません。
日程もずらせませんね。
仕事をするとき、つい非ルーティンの仕事に気が行きがちですが、実はルーティン業務を如何にきちっとこなすかが、とても重要なのです。
前回も書きましたが、業務の80%はルーティン業務なのですから…。
事例の彼は、前の部署の自分の業務を引き継いだ担当者のフォローを3か月前、1か月前に他部署からデーター作成依頼、2か月前に新規事業プロジェクトメンバーになってプロジェクトの業務を担当していましたね。
オーダーのタイミングは最長で3か月です。
もし彼が、ルーティン業務のスケジュール表を作っていたら、3か月ぐらいであれば、かなり具体的にスケジュール組めていたはずです。
オーダーを受けた時点で、自分の時間の最大20%の中に、これから入る非ルーティン作業も含めて、入れなければならないと解っていたなら、安易に受けるという判断にはならなかったでしょう。
更に、もう1点スケジュールで問題があるんですが、解りますか?
では、その話は、次回のコラムでお話しましょう。
業績改革メソッドラボ
代表 山﨑智之
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